MMA

RIZINはONEとどう戦っていくべきか

先日、パンクラスとONEの提携に関してこんな記事を書きました。

ここでもRIZINは「負けた」としれっと書きました。機能していなかったとはいえ、RIZINが掲げていたフェデレーション構想はONEによって成立しなくなってしまったからです(国内プロモーションにおいては、ですが)。ビジネスとして考えると、RIZINは旗色が悪い。追い込まれていると言ってもいいでしょう。

もちろん、これで終わりなわけではありません。ONEはあれだけのカードを並べてもまだ日本大会のチケットが完売していないと言われていますし、日本市場だけを見ればRIZINは堀口恭司と那須川天心、RENAなどのスターを抱えています。ということで今回は、RIZINの生きる道について考えていきたいと思います。

DEEPと連携を強化し、団体としての基盤を作る

RIZINは団体ではなくフェデレーションである、と榊原実行委員長はかねてより発言していました。この構想にはファンは結構期待していたんですが、修斗とパンクラスを奪われた以上、残念ながらもうこれには見込みがありません。

本来はRIZINはプラットフォームとして存在しているべきだったのですがもうそれが望めない以上、”団体”としての色を濃くしていくべきかと思います。ただ、K-1やONEのような鎖国主義ではなくて”開かれた団体”として他の団体とも共存していくべきかと。今までも実質的にそうだったと思うんですが、もっとそれをちゃんとステートメントとして発表することです。

ここで鍵になってくるのがまずはDEEPです。
国内を見ると修斗、パンクラスからの選手獲得はもう無理なので、DEEPとの機能的つながりをしっかり機能させる。DEEPだけでなくZESTやREAL(機能してるのかわかんないですが)、RISE選手のMMAデビューなど、他の団体とのアライアンスをもっと意識的に強化するべきでしょう。日本人選手の目指すべき場所としてRIZINをもっとちゃんと権威づけすることです。

ONEが日本市場を取りに来ているとはいえ、あくまで目線はグローバルマーケット。日本にいるから日本への侵略具合が目立ちますが、ONEの全体の世界観からしたら日本大会はごく一部なはずです。日本人選手枠も毎大会用意されるとはいえ、国内メジャー大会とはなかなかいいづらいんじゃないかと。

AbemaTVの格闘代理戦争みたいなトライアウトショー番組をやってもいいのかもしれません。RIZINとAbemaの関係性がちょっとよく見えてきませんが、Abema的に問題ないのであればAbemaでやってもいいかもしれませんね。何しろ格闘技プロモーションはRIZIN以外はほぼ全てAbemaで放映しているわけですから。ただ、格闘代理戦争の1シーズンとしてやってしまうと今更感が強いので、DEEPのサイドストーリーとして格闘代理戦争のスピンオフ番組として企画して放映してはどうでしょうか。

ベラトールとの連携を強化する

国内からの選手獲得をDEEPから行うとして、RIZINはやっぱりグローバルのメジャー感を持っていてほしい。ということでベラトールです。昨年末の堀口VSコールドウェルのようなカードを引き続き日本でやってほしい。そしてもちろん、RIZINからベラトールへも選手を派遣する。6月に堀口恭司がベラトールでコールドウェルとの再戦を行うそうですが、矢地とか朝倉兄弟とか佐々木憂流迦、あるいはRENAや朝倉カンナといったRIZINメンバーも続々とベラトールへ派遣しちゃいましょう。

ベラトールだってUFCを追い越す展望があるわけでもなく、更にこれまではUFCリリース組を拾ってきたのにそこにONEが出てきたわけで、ベラトールからしてもONEはうるさい存在ははず。RIZINと共闘戦線を貼るのは理にかなっていると思います。ビジネスモデルもマーケットも違うからRIZINと張り合うことはないですしね。

4月のRIZIN横浜アリーナ大会もキング・モーをベラトールから派遣してもらうわけなので、6月ベラトール大会にはちゃんと恩返ししましょうね。ここをおろそかにすると、提携ってうまくいかないような気がします(個人的経験あり・・・)。

ビジネスモデルの変更を行う

そして最後にこれです。なかなか難しいかもしれませんがビジネスモデル自体を見直してはいかがでしょうか。といっても、今のフジテレビ地上波はRIZINが国内メジャープロモーションである強みでもあるので、地上波放映権料は引き続き残しておくとして、チケットやグッズ販売代、ファンクラブ会員以外のビジネスモデルを模索するのです。

出てる選手やSNSの活用などのメディア手法は違うとはいえ、今のRIZINのビジネスモデルはかつてのPRIDEと全く一緒。もーちょっとなんとかなんないもんかなーと思っちゃいます。

なんとなく発展性がありそうなのがRIZIN CONFFESSION(以降、ライコラ)。これ、スポンサーをつけて番組を作ってファンに訴求するといういい感じのマネタイズモデルですよね。あと最近見ませんが、AKRACINGもRIZINタイアップでCM作ったりしてました。

RIZINの一番の資産は熱心なファンと、世界観含めたブランディングだと思います。ライコラみたいな事で他のプロモーションで通用しそうなのは新生K-1くらい。


もっと5分とかの短い動画コンテンツを拡充させたり、プレミアムな記事を拡充してNEWSPICKS的なビジネスモデルが組めないかなーとか。強者会員みたいなゴツいファンそうじゃなくて、もっと浅く広く集金していくようなプランニング、できそうな気がするんですよね。

ライコラはナーチャリングの要素もあると思うので今までどうりの展開するとして、月500円で過去の煽り映像見放題とかプレミア記事読めるとか。雷神学園のオンライン版とかもありかも。僕なら加入しますけどねえ。

と、いうことで、頑張れRIZIN!僕は愛していますよ!!!

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