コラム

【Knockout】小野寺プロデューサー退任!新体制ではどんなコンセプト?

小野寺プロデューサー退任の理由は?

4/29、平成最後の大型格闘技興行であるKnockout高田馬場興行終了後、プロデューサーである小野寺力プロデューサーの退任が発表されました。

インタビューなどを読む限り「僕にはこれが限界」的な発言もあり、前向きな勇退というよりはやむをえず退任する、という感じのようです。ご本人から申し出たものなのか、それとも第三者(ブシロード?)による勧告なのかはわかりませんが、なんにせよ新しい体制で新しいスタートを切るようです。

そういえば先日、こんな記事を書いたところでした。

新生K-1も宮本プロデューサーが交代したばかり。これも理由はよくわかりませんが、一説によると武尊の天心をめぐる発言やゴタゴタの責任を取ったとか言われてます。

ただ今回の小野寺プロデューサーの退任は単純にこれ以上の発展が見込めない、という極めてビジネス的な理由によるものでしょう。今回の高田馬場興行はほぼ満席だったようですが、前回の大田区総合体育館での興行はガラガラでした。その一回だけのチケットの苦境だけが理由じゃないとは思いますが、2018年以降のKnock Outは拡大・成長しているイメージは正直なく、同じような路線で粛々と運営をしている、という感じでした。チケットの売れ行き以外でどのような指標を成長のKPIとしていたのかは不明ですが、メディア露出が増えたわけでもなく新生K-1は目に見えて成長しているだけでなく、RISEの存在感が増してきて、更にONEという黒船も上陸。RIZINも立ち技プロモーションではないにしても国内メジャープロモーションでは相変わらず中心的なポジションでいる中、Knock Outは相対的にどんどん存在感が弱まっていたと言わざるを得ません。

責任をとる、というわけではないのかもしれませんが、小野寺体制ではこの先の成長が見込めない、というのはまあわからんでもないです。僕、好きでしたけどね、Knock Out。

新体制のKnock Outのコンセプトは?

さて、5月20日の記者会見で新体制と新しいコンセプトの発表があるそうです。で、8月18日の興行で新体制によるイベントのスタート、と。

気になるのは「コンセプト」という表現があることです。どうやらコンセプトが変わると。

今後は新しい体制とコンセプトのもとKNOCK OUTは継続され、新しいプロ選手の発掘、若手の育成を強化し、KNOCK OUTを頂点としたピラミッドを作り、KNOCK OUTのブランド価値を高めていくという。

https://efight.jp/news-20190429_331503

ううむ、若手育成の強化や新選手の発掘って、KrushやK-1と同じような狙いになるんすかね。これまでのKnock Outのコンセプトは「肘あり」の「本物のキックボクシング」だったとして、おそらく今後も、「肘あり」であったり特定の運営推し選手が有利なカードではなく勝敗が常にわからないガチカードが中心であることは変わらないかと思います。というか、それは変わらないでほしい・・・!

Knock Outは新生K-1よりも男臭くてガシガシの削りあい、というイメージがあります。変にスポーツライクにならず、「男と男の戦い」という演出、世界観は無くさないでほしいなあと。ただ、そうしたハードコアな世界観が市民権が得られるのかはわかりません。新生K-1の明るいスポーツライクな世界観の方が実際に支持を得ているわけですからね。実際、肘ありの流血だらけの展開はなかなか大衆メディアはしんどいのかもしれません。MXでは毎週番組やってくれてますけどね。なかなか相乗効果が出ていないということなんでしょうか。

なんにせよ、非K-1以外で選手が目立てる貴重な舞台だったわけですし、Knock Outによって名前が売れた選手もたくさんいます。Knock Outがなくなったらそうした選手はONEに行くしかなくなるわけなので(食っていこうとしたらですが)、新体制でも肝の部分は変えずに頑張ってほしいですね。

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