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【RIZIN20】大晦日、朝倉海vs堀口恭司の勝敗予想。朝倉有利も、堀口に期待!

まさこんな展開になるとは今年の頭には思ってもいませんでしたが、どうやら2019年の大晦日は、RIZIN史上最大とも言える勝負論の詰まったメインカードとなりそうです。
朝倉海vs堀口恭司2。堀口がマイクで自ら言っていたように、チャンピオンであるものの堀口恭司としては挑戦者であり、朝倉海の方が立場としては上のような構図で見ている人が多いんじゃないでしょうか。

リスクをとって大晦日の大一番を至高のカードにした朝倉海

先日のRIZIN大阪大会で、朝倉海は佐々木憂流迦との一戦を衝撃的なフィニッシュで終えました。正直、あの試合がなければ「確かに朝倉は堀口に勝ったけど、実力的には堀口の方が上だし2回目は堀口でしょう」という見方をするファンも多かったんじゃないかと思います。

それくらい、この勝利のインパクトはでかかった。堀口恭司にとっても益々アドレナリンが放出される一戦だったんじゃないかと思います。ただ同時に、危機感も湧いてきたはずです。

この勝負、佐々木憂流迦の勝利を予想する人が多かったんじゃないでしょうか。僕も、実はそうでした。朝倉は確かに堀口に勝ったとはいえ、あまりに早期に終わってしまう一方的な勝利だった為に、実力差がどれくらいあったのか正直わからなかった。つまり、マグレで勝ったとも言える試合内容でした。

一方の佐々木憂流迦はUFC帰り。石渡伸太郎に敗北して存在感は薄まっていたとはいえ、やはりUFC帰りというブランド価値は目減りするものではありません。グラウンド技術だけなら圧倒的に佐々木でしょうし、朝倉のグラウンド技術が立証されてない状況の中で「捕まえられたら終わり」と思っていたファンは多かったはずです。

実際、「これで朝倉が負けたら大晦日はどうなるんだろうなあ・・・」という心配をしている人の方が多かったんじゃないかと(僕がそうでした、すいません)。

ただ結果はご存知の通り。逆に、朝倉海の実力が証明されたわけです。なにせ、UFCでタイトルマッチまで上り詰め、RIZINとベラトールの2冠に輝いた堀口、そしてやはりUFCで戦っていた佐々木憂流迦をともに1RでKOしてるわけです。もう、まぐれとかいえないですね。少なくとも、朝倉海は世界レベルでも戦える実力があると証明されました。

リスクをとった朝倉海が、大晦日の一戦をますます見逃せない戦いにした事。この数カ月で、選手としてのランクを一気に爆上げしましたね。
果たして大晦日の戦いが終わった時、僕たちはそこにどんな光景を見ているのでしょうか・・・!

朝倉海VS堀口恭司、勝敗予想!試合のポイントは?

さて、では試合の勝敗予想から。

この記事のタイトルにも書いた通り、僕は朝倉海が有利だと思っています。
でも、堀口に勝ってほしいと思っています。

という前提を踏まえた上で、試合のポイントを個人的私見で語っていきます。

まずは前回の試合の振り返りから。
前回の名古屋大会で、決定的となったのは朝倉海の右ストレートでした。狙いすましたような右ストレート。この一発で堀口は効かされてしまい、フィニッシュに向けて一直線に落ちていった形になります。

この瞬間をよく見ていると、堀口の左のジャブを合図に朝倉が右カウンターを放っているのがわかります。つまり、朝倉海は堀口の右ストレートが来るのをわかっていた、という事でしょう。堀口恭司の癖を見抜いていた、と。この辺は朝倉未来とともにし尽くした事前研究の賜物。

そして朝倉海は自分は首を傾けてギリギリのところで当てています。パンチが飛んでくるところを迎え撃つわけで、下手したら相打ちになる可能性だってありますからね。

しかしそこは冷静に顔を逸らして対応。きっと何度も反復練習をして体に覚え込ませたのでしょう。
そして重要なのはリーチ。朝倉のストレートの方が先に当たっています。

正直、堀口には朝倉海は相性が悪いですよね。朝倉はまずリーチが長い。そしてパンチスピードも早く、当て勘もあります。これらが三つ組み合わさるだけで堀口には最悪の相性となるのです。

なぜかというと、堀口は伝統派空手をベースとしているため、ガードが甘い。これまではスピードとプレッシャーでリーチ差を埋めてきましたが、朝倉はそれを迎え撃つことができるのです。

加えて朝倉海はアウトサイダー上がりの度胸があります。いわゆる優等生じゃなく、叩き上げなので堀口のプレッシャーや実績にも臆する事なく、自分のパンチを出していけたのです。

これまでのキャリアは確実に堀口恭司の方が上ですが、どうやらそもそもだいぶ朝倉海に分がありそうです。格闘技は、相性ってありますからね。

堀口が朝倉海に勝つためには?

さて、では堀口恭司が朝倉海に勝つためにはどうすればいいのでしょうか?
堀口より前の朝倉の戦いはもう1年前の試合になるのでどこまで参考になるかはわかりませんが、朝倉海は試合終盤になるとスタミナというよりは集中力が切れ始め、試合運びが雑になる印象があります。

それはすなわち朝倉の未熟さによる部分が大きかったと思うのです。だから、精神面でも余裕がある現在の朝倉海が同じ事態になるかどうかはやってみないとわかりません。

ただ、堀口が勝機を見出すにはやはり長期戦なのではないでしょうか。

その決め手になるのがタックルです。朝倉は腰が重いらしいのでどこまで通用するかわかりませんが、うまくテイクダウンしてコツコツとダメージを与えていくのがいいでしょう。
そしてタックルを成功させるためにやるべきなのはローになるのではないでしょうか。ローで朝倉に確実にダメージを与えていくのです。

これまでの堀口の必勝法であるカウンターやパンチによるプレッシャーは温存しておいた方が良いでしょう。もしくはパンチはフェイント重視で使っていく。
朝倉はおそらく、再び堀口にカウンターを合わせようとするはずです。そこを逆手に取り、堀口はパンチはフェイントで終わらせる。
ローで削り、テイクダウンで疲れさせて終盤戦になって朝倉が雑になる。そして堀口のフェイントに反応して朝倉がビッグパンチを打ってきたところにカウンターを合わせることができれば、堀口のパンチも今度は綺麗に入るかもしれません。

・・・と、いったあたりでしょうか。
しかし、それはあくまで理屈の上でのこと。理屈で立てた作戦がうまくいくかどうかはまた別問題。
そう考えると、作戦を忠実に遂行した(しかも堀口恭司相手に)朝倉海は本当にすごいなと思います・・・。

楽しみ!

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